悪のアクアリウム

全般

昔はアクアリウムの知識を得るためには書店で本を買うくらいだった。
今は検索すれば、大抵の知識は得られる。
情報を取得する環境が悪かった。

…と言うことにして色々書いていきたい。

みなさんはどんな悪アリウムに出会ったことがありますか?

エアポンプで酸素を供給

エアポンプの空気で、酸素はあまり供給されていない。
空気と触れている水面付近の水は酸素を含んでいるので、エアポンプで流れを作り水槽内に酸素を含んだ水を行き渡らせる。

エアポンプが必要ない…わけでもない。
定員オーバー水槽や大型魚は絶対的な酸素の消費量が多いので、細かい空気が出るエアストーンにポンプで空気を送り少しでも溶存酸素量を増やす事は大切。
間接的に酸素を供給するのがエアポンプ。
油膜がとれることは見た目的に結構重要。

コリドラスは大食漢

どこかで見たことのあるこのパワーワード。
何種類か飼ったことはありますが、1日2回目の餌(多い少ないはありますが)の食べ残しが目立ちます。
餌によっては1日1回と記載されているものもあります。
大食漢とは?

断食レベルの給餌

また餌ネタ。
小型魚は1週間に1回、大型魚(古代魚)は1ヶ月に1回でもなんとやら。
野生では定期的に餌にありつける訳も無いし、餌の与え過ぎは水質の悪化、コケの発生に繋がるため、とりあえず小型魚の給餌を1日または2日に1回にしてみると…

ブラックモーリー全滅、グッピー1匹以外全滅、ラスボラヘテロモルファ半減。

カージナルテトラはあまり影響ありませんでした。
最悪この条件でも生きている魚もいるよってことでしょう。

初心者には陰生植物がおすすめ

これまた、どこかで見たことのあります。
おすすめされる理由は光量が少なくても大丈夫。
成長が遅いので肥料も少なくても大丈夫。
って事なのでしょう。

成長の早いロタラなどは陰生植物より栄養素の吸収も多いのでコケ防止につながります。
生体を沢山飼う人ほど成長の早い有茎草、浮草もおすすめだと思います。

水合わせをしない

さすがに買ってきた生体を導入するときは、水槽内の飼育水を少しずつ足して水合わせしますが、掃除などの換水で水を足すときは水合わせは行なっていません。
その結果、コリドラスは水流と温度差で季節の変り目を感じているのか、産卵しています。
(あくまでも個人の水槽の話で、みなさんそうしてくださいとは言っていません)

ちなみに、買ってきた生体をいきなり水槽にぶっ込むのを見た事もあります。

掃除も換水もしない

メダカを飼ってみたもののすぐに飽き、放置され茶ゴケに覆われるが、コケの栄養も無くなりコケが消滅し始めている水槽(プラケース)でエビだけが生き残っている。
残念な気持ちになります。

これこそ悪アリウム。

オープンアクアリウムで水上植物などもを植え、掃除なし、換水なし、無濾過でやっている崇高な方はまた別次元の話。

高い液肥は使わない

水草レイアウト水槽において水草を育成する場合、水草の栄養となる肥料は必須です。
特に液肥をメーカー指定の分量で投入していくと維持費が結構馬鹿になりません。

そこで液肥を自作すればコストはかなり下がりますが、これも飛び越えて農業用肥料の直接投入が、最強のローコストかつ自作の手間無し(これはやめましょう、希釈倍率を考慮すると、物凄い事に)。
水が出来上がっていて(スポット状ゴケしか生えないピカピカの水)、投入量も水草の状態を見ながら把握しなければいけない。


カリウム系の肥料は直接投与をやめて下さいと記載しているものもあります。

ミナミヌマエビを救出

毎回毎回救えません。
外部フィルターの掃除や換水の時にバケツに入る稚エビ…毎回全匹は救えていない。
水槽に戻しても全力で逃げないと捕食される。

必ず全匹助けろと言っているわけではありませんが、濁った換水の場合は…。

逆流防止弁

空気やCO2を水面より下から供給していませんか?
置く場所が無く仕方無い場合もあります。
ですが、そこでエアポンプを止めてみると…まぁ何て事でしょう、エアポンプの中が水浸し…部屋が水浸しでなければましですが。

そこで当たり前かも知れませんが、逆流防止弁の出番です。
しかし、少し逆流するのもある(極々僅かのはず)ので設置したら一度確認して下さい。

カイコム

色の濃い魚、色の鮮やかな魚を飼ったことはありますか?

なかなか想定していた色になりません。

そこで調べてみると、『飼い込む』と言う言葉が出てきます。

どう言う意味でしょうか…。

  • 成熟すると自然とオスは色付く
  • 水草や流木などの色に合わせて色付く
  • 低PHの水質で飼育すると身を保護する過程で色付く

などの説明があれば具体的で分かるのですが…。

『飼い込む』だけでは…。

石の酸処理

アクアリウムのレイアウトでは何種類か石がありますが、これらはアルカリ成分を含みます(木化石や溶岩石はそうでもない)。
大抵の魚や水草は、弱酸性の水質での育成が推奨されています。

そこで石の酸処理と言う話しになるのですが、

酸処理をすると石の表面はコーティングされるのでしょうか。
シュワシュワしているのは溶け出しているのでは。
石の表面だけにアルカリ成分があるのですか。
中身も同じ成分ですよね。

換水、陽イオン交換樹脂で吸着、植物による吸収が良いかなと。

水温の変化

水温の急激な変化は良くない。冬場の換水は温度差がありすぎるが、全換水や半換水で無ければ少しずつ水を足す事で(ヒーターもあるため)温度差は解消され設定温度になる。しかし、最近の夏場はどうしようも無い。朝、水槽の温度を確認すると34℃あるときも。高水温が続き、夜になってもなかなかか水温は下がらない・・・。全く気にせず元気な魚もいるが亡くなってしまう魚もいる。

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