LED照明の性能

全般

植物の光合成に限らず魚などの生体も光が必要です。
照明の点灯時間の目安は8~12時間とされ、水草の育成に関しては、赤や青の波長も重要とされています。
LEDライトなどの照明により光を供給しますが、以下の3点が主にLEDライトの性能を表す項目になります。

ルーメン(lm)

ルーメンとは光の量の単位で光束1000lmなどと記載されています。
この値が大きいほど明るい照明になります。
60㎝水槽だと水草育成用のLEDライトは2500lmを軽く超えるものもあり抜群に明るいです。

色温度(k)

色温度とは光源が発している光の色を定量的な数値で表現する単位のこと(面倒くさい言い回し)
簡単に言うと3000kだとオレンジ色、5000k~6000kだと白色、10000kだと青みがかった色になります。
日中の太陽光は5000k~6000k。
3000kから4000kくらいのライトだと水槽が黄色味ががって見えます。
水草育成をうたっているLEDライトは6000kを超え10000kくらいの色温度で販売されているものもあります。

演色性(Ra)

物体を照らしたときの物の見え方。
自然光(太陽光)と同じ色のに再現できれば、Ra100。
見え方が異なれば異なるほどRaの値は低くなります。
LED照明はRa90前後、蛍光灯はRa60前後のようです。

最後に

LEDが無い時代からすれば、消費電力も少なくとても明るいLED照明により、光合成で気泡をつける水草の鑑賞も容易になってきました。

また、水草育成を謳っているLEDライトは、ルーメン数や演色性も高く高性能です。もちろん価格もそれなりにします。
コストパフォーマンスが良い中華製ライトもありましたが、見かけなくなってしまいました。
みなさんのスタイルに合ったLED照明を見つけてみてはいかがでしょうか。

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